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3月 2013
  • ●2013.03.11
    題名:相続についての考察~その1

    相続」という言葉のイメージは、どうやらあまり良いイメージではないようだ。
    桁違いの重い相続税、遺産分割がまとまらず諍いになり、裁判沙汰に発展し、兄弟姉妹の縁も切れる、とか・・・悪いイメージが先ず浮かぶ人が多いようだ。
     確かに、私の経験の中において、そのようなケースは多々見てきたが、比率としては少ないと感じている。近年、相続訴訟は年々増加している。遺産分割事件は1万3000件をゆうに上回る件数である。毎年約110万人の方がなくなっていることからすると、相続訴訟に至る率は極めて低いのである。また、相続訴訟になるケースは、遺産額5000万円以下が71%。2000万円台が一番多いのである。相続税はかからないのである。揉める相続は、相続税とは関係なく起こっているようだ。
     相続で揉めることを当然親は望んでいない。揉めない相続を望むのなら、財産を管理している親が対策をしておくべきだと思う。子供から相続対策を切り出し難いのである。親が亡くなった後の話だからである。相続対策は、時間をしっかりとかけてすれば、お金もそうかからないし、リスクも極めて低くなる。
     譲る人と、譲られる人が互いに感謝し「ありがとう」と言える相続対策を行っていきたいと努めているが、なかなか思うようにはいかないものである。しかし、時間をしっかりかけた相続対策は、殆どが円満にいっている。雪解けと同じように時間が必要なのである。是非しっかりと時間をかけた相続対策を実行して頂きたいと願う。
     【相続】は、【あいぞく】とも読める。『相(あい)』は、【愛】につながり、『続』は、【族】につながる。「相続」は【愛族】であると私はこじつけている。争族ではなく、愛の絆を紡ぐ相続対策をして欲しいと願う。

    カテゴリー:相続編