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コンサルタントとして大切なこと~その1
2016.02.15

今回は、仕事を共にする仲間へのコメントです。

 

常日頃、私は社内の会議で言い続けていることがいくつかあります。
しつこいと言われる程繰り返し説いています。
その一つが、
サービスの根源は、『相手の立場に立って考えること』です。

『相手の立場に立って考える』
とても難しいことです。何故なら、相手と自分の利害が一致することはそうそう無いからです。自分の主張を押し付けるようなことは、良くないことは誰でも理解していることです。かといって、相手に全て合わせることが良いのか?それも違うと思うのです。では、どれくらいのバランスが良いのだろうか?本当に難しい問題です。

商売ということにポイントを絞れば、
どうすれば喜んでもらえるのか?どうすれば満足してもらえるのか?どうすれば買ってもらえるのか?どうすればより高いお金を払ってもらえるのか?を考慮しなければ売上は上がりません。特にコンサルタントの報酬は、「Thank you Fee」です。「ありがとう」と言って貰えなければ報酬は発生しないのです。お客様への提案について、具体的なスキームはもちろん、確たる信憑性とエビデンス(evidence)に基づいた自信がなくてはなりません。現状を説き、将来展望の夢を共有しなければなりません。つくづく大変難しい職業を選んだものだと思います。だからこそ、やりがいも、生きがいもあるのですが。。。

期待を超えるサービスの提供は、相手の立場に立って考えることで始まります。お客様が幸せ感を持ってもらえる努力を追求し、追究していかなければならないのです。それ故、利益は二の次にしています。利益は大切ですが、一番にしていません。永いお付き合いが一番の利益と考えているからです。これが私が口うるさく言い続けている理由なのです。

特に最近の問題では、偽装問題やバス事故などは、顧客をないがしろにした極めて不愉快な事件です。また、従業員(自社)の気持ちを考えず(ブラック企業)、経営がうまく行っていない会社の報道も多く取り上げられています。考え方、優先順位を変えれば起こり得ない事件だと私は考えています。

しかし、相手の気持ちを考えるということは、言うことは簡単ですが、実は実践するのはとても難しいことなのです。 従って、日常生活において、相手の気持ちに立てて考えていない人が、仕事で相手の気持ちに立つことなどできるはずがありません。 恋人や家族、社内の同僚の気持ちが考えられずに、仕事の業務だけ相手の立場に立つことができることなどできないと私は思うのです。 生きるということは、相手の立場を考え続けること、などと大げさに聞こえるかもしれませんが、私の現在の実感です。

将棋のプロは、3手先の手をたくさん考えて、その中の一つを選択して指すという話を聞いたことがあります。相手が何を求めて、何を欲しているのかを、あと3手先まで考える習性をつけたいものです。

敢えて難しいことに挑戦する喜びも、そこには有るはずです。きっと周りが幸せになっていく、と信じてチャレンジし続けることが大切なんだと思います。まだまだ、しつこく言い続けて参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

 

  http://credit-n.ru/offers-zaim/vashi-dengi-zaim.html